オークションでの注意点や詐欺の例

 ネットオークションの取引全体の1%未満と言われていますが、詐欺に遭うことがあります。金銭被害はもちろん、精神的なショック、更には警察やサイト運営社に被害届を出すなど面倒な手続きに時間を取られてしまいます。このような詐欺には遭いたくないもの。入札前に未然に防げることもあり、詐欺に対する注意は怠らないようにしましょう。ここではオークション詐欺を見破るためのポイントを紹介しておきます。

●急に悪い評価が入っている出品者  
 近いの評価の中で「商品が届かない」「連絡が付かない」という場合は、入札を控えましょう。これは他人のIDを乗っ取ったり、在庫のない商品を自転車操業的に出品したりしている場合があります。たとえ落札できたとしても、入金せずに、連絡をしつつ様子を見ましょう。
 
●人気がある品薄の高価商品を大量に安く出品  
 人気があって品薄の高価な商品を、大量に安く終了している場合は、最初はよくても、経営的に成り立たず、途中から商品を送ってこなくなってしまう可能性があります。商品には相場があります。でもできるだけ安く落としたいという入札者の心理を突いたもの。そんなに安く落とせていいの? と疑問を持つことも大切です。
 
●いままでの商品と全く違う商品を大量出品  
 安い取引しやすそうな商品を扱って良い評価を貯めておき、それから詐欺を始める周到な準備をした場合もあります。いままでの商品と全く別の高額の商品が安く大量に出品されている場合は注意が必要です。
 
●入金を急がせる  
 もちろん取引は迅速にスムーズに行ないたいですが、相手が必要以上に焦っている感じで入金を迫る場合は怪しい雰囲気です。評価はチェックし、冷静に取引しましょう。
 
●相手の連絡先がおかしい  
 出品者の住所として知らせてきた住所が間違っている、電話番号が使われていない番号になっている、という場合は、連絡先が架空である可能性があります。慣れている出品者ほど、自分の住所などは、ひな形を作っていたり、コピー&ペーストで作成しています
 
●手元にない商品を架空出品  
 あたかも商品の在庫があるように見せかけ出品し、代金だけ入金させて、商品は発送しない場合があります。特に数日後に発売される売り切れ必至の商品を事前に掲載している場合注意が必要です。手に入ることを前提にしていますが、入手できない、もしくは送るつもりがない場合があります。特に人気商品の発売日直後は高値で取引されるため狙っています。実際にその商品を撮影した画像ではなく、メーカーのホームページの画像だった場合注意が必要です。それと携帯電話でも写真が取れる時代ですから、画像がないのはおかしいと思ったほうが賢明です。
 
●繰り上げ落札詐欺  
「あなたが補欠落札者となりました」の繰り上げ。これを悪用した詐欺が発生しています。出品者ではない第三者が出品者を装い、入札をした人のIDなどから、あたかも自分が出品者のようにメールを送ってきます。近年Yahoo!IDの表示を一部隠すようになったのはそのためです。言葉巧みに「直接取引」を持ちかけてきますが、もちろん商品の在庫があるわけもなく、入金しても商品は送られてきません。しかも直接取引は正規の落札ではなく、オークション外取引になってしまうので、ヤフオクなどでは補償対象になりません。直接取引きは危険なので避けた方が賢明です。
 
●自転車操業詐欺  
 商品を安く売り続け、代金だけ入金させて、そのうち商品は発送しなくなります。代金だけだまし取って、商品の発送をしないので、架空出品とも言えるのですが、途中までは通常に取引をしているので、豹変するまでは評価もよく、発覚までに時間がかかることがあります。
 
●違う商品が送る詐欺  
 到着した商品はすぐ確認しましょう。落札した商品が届いたら、型番が違う商品だったということがあります。多数の出品をしていてウッカリ間違ってしまったりすることもあるので、必ずしも詐欺ではありませんが、注意が必要なケースです。間違ったフリをして、わざと廉価な商品やグレードの低い商品を送ってくる場合があるからです。黙っていたら泣き寝入り。商品が届いたらすぐ中身を確認してすぐ連絡を取るようにしましょう。
 
●商品が破損していた
 送られてきた商品が破損していたということもあります。商品が届いたらすぐ確認しましょう。善意の出品者の場合、あまり時間が経ってからの破損の報告は、逆詐欺に思われてしまう可能性があります。破損は出品者だけの問題ではなく、配送業者に責任があることもあります。壊れている部分や汚れている部分を出品者に相談しましょう。
 
●逆詐欺という場合も!?  
 逆詐欺とは、問題ない商品を送っているのに「破損している」と言って返品。返品するものは出品者から送られてきた問題のない商品ではなく、最初から破損している商品。落札者は、問題ない商品を手に入れ、さらに返金してもらえるという詐欺で、出品者の善意を逆手に取っています。ある程度の高額商品は製品番号などを控えておくことが大切です。
 
●複数の落札だったのに一部だけ送られてきた  
 詐欺の手段として自転車操業詐欺師が使っていた手段でもあるので、注意が必要です。「デジカメ2台落札して1台しか送られてこない」1台だけ送って、安心させておいて、詐欺の発覚を送らせる手です。1商品が送られてきたらおかしいと感じて、すぐに連絡を取って対応しましょう。
 
●連絡が途絶えてしまった  
 安い商品の場合、途中から連絡が途絶えてしまったりすることがあります。入金前ならあきらめましょう。そしてその旨を評価に書きましょう。入金後なら、メール、FAX、電話などで連絡を取り続けることをお薦めします。
 
●入金前に評価欄を確認して被害を防ごう  
 実際に詐欺に遭うケースは1%未満(千件に数件?)程度ですが、相手の顔を見たこともないネットオークションに参加する以上、詐欺を100%回避する方法は残念ながらありません。でも知っていれば回避できる策はいろいろあります。

 入札前、入金前に必ず評価欄を確認しましょう。落札できてしまうと、その後は取引掲示板やメールでの連絡になってしまうので、評価欄の確認をしないことがほとんどです。大規模な詐欺の場合はあなた以外にも被害者がいます。その被害者が被害の状況をいち早く評価欄に書き込みをしていることがありますので要チェックなのです。最近の評価で「商品が届かない」「連絡がつきません」という書き込みが一つでもあったら、取引は控えましょう。